Ubuntu 18.04 LTS 64bit インストール後設定

apt-get ではなく apt を使用 (2018年4月19日)

システムの設定

[ 日本語入力 ]

インストール後に一度,Mozcの入力モードを変更する必要がある

  • 右上の「en」をクリックして「日本語(Mozc)」を選択 → 「入力モード」で「ひらがな」を選択
  • 入力ソースの切り替え:「設定」を開く → 「デバイス」を選択 → 「キーボード」を選択 → 「タイピング」の「前の入力ソースへ切り替える」で変更
[外付けキーボード(HHK)]

外付けキーボード(US配列)とノートPC側のキーボード(JIS配列)の切り替え方法

$ sudo apt install fcitx fcitx-mozc     # Fcitxのインストール

Dashで「Fcitx」と入力して「Fcitx設定」を選択 → 「Mozc」,「キーボード-英語(US)」,「キーボード-日本語」を「+」をクリックして追加(他の入力メソッドは「-」をクリックして削除)

  • US配列を使用: 上から「Mozc」,「キーボード-英語(US)」,「キーボード-日本語」の順に並べ,「Mozc」を選択 → 下にある右から2番目の設定ボタンをクリック → キーボードレイアウトで「英語(US)」を選択
  • JIS配列を使用: 上から「Mozc」,「キーボード-日本語」,「キーボード-英語(US)」の順に並べ,「Mozc」を選択 → 下にある右から2番目の設定ボタンをクリック → キーボードレイアウトで「日本語」を選択

Mozcのキーボードレイアウトで「日本語」の選択肢が下にあって大変な場合は,下にある右から1番目のキーボードのアイコンをクリックして「既定のキーボードレイアウト」を「日本語」にする
* 下の入力メソッドの切り替えでは上から1番目と2番目のメソッドを切り替えることに対応

入力メソッドの切り替え方法(日本語と英語入力の切り替え)
Fcitxの設定画面の上にある「全体の設定」をクリック → 入力メソッドのオンオフをクリック → キーボードに切り替えアクションを入力(自分は「Ctrl+Space」と「Zenkakuhankaku」)
* 変更後に日本語入力できない場合はウィンドウ右上にあるMozcのアイコンから「再起動」を選択すると直る場合がある

参考元:UbuntuのmozcでUSキーボード入力/JISキーボード入力を簡単に切り替える方法 - Qiita


[句読点の変換]

Dashで「mozc」と入力して「Mozcの設定」を選択→句読点「,.」に変更

[ノートPC側でCapsLockをCtrlに変更]
# gnome-tweak-toolのインストール
$ sudo apt install gnome-tweak-tool
# gnome-tweak-toolの実行
$ gnome-tweak-tool &

「Typing」→「Ctrlキーの位置」→「Caps LockをCtrlとして扱う」
再起動をする.

[ファイルとアプリケーションの利用状況を記録しない]

Ubuntu18.04 では下のような設定ができない(TODO: 機能を無くしたのか調べる)
「システム設定」→「セキュリティとプライバシー」→「ファイルとアプリケーション」タブを選択→「ファイルとアプリケーションの利用状況を記録」を「オフ」に変更

[ディレクトリ名を日本語から英語に変更する]
$ env LANGUAGE=C LC_MESSAGES=C xdg-user-dirs-gtk-update

「Don't ask me this again」をチェック→「Update Names」をクリック

[プロンプトを変更]

powerlineを入れると見やすく設定できる.
f:id:tatanaideyo:20170202163156p:plain
デフォルトのプロンプトPS1では階層が深くなるにつれて見えにくくなるので変更
./bashrcの「PS1=」右辺の「w」を「W」に変更.これによって,カレントディレクトリが絶対パス表示ではなく現在のディレクトリに変更される.

アプリケーションのインストール

[Dropbox]

Dropboxのサイトで「Ubuntu(.deb) 64bit」をダウンロード→ファイルをクリック→「Ubuntu Software」が立ち上がるので「インストール(I)」をクリック

[Chromeのインストールと設定]
$ sudo apt install chromium-browser #chromeのインストール

Chromeで「chrome://flash/」を検索するとflashがインストールされていないと出たのでインストール

$ sudo apt install pepperflashplugin-nonfree

Chromeの右上の f:id:tatanaideyo:20160509223628p:plain:w15 をクリック→「設定(S)」をクリックして設定

  • 「デザイン」の「ホームボタンを表示する」と「ブックマークバーを常に表示する」をチェック
  • 左上の f:id:tatanaideyo:20160509224103p:plain:w40 を右クリック→「アプリのショートカットを表示」のチェックを外す
  • 「ダウンロード」の「ダウンロード前に各ファイルの保存場所を確認する」をチェック

拡張機能を入れる.wget http://ftp.de.debian.org/debian/pool/contrib/m/msttcorefonts/ttf-mscorefonts-installer_3.6_all.deb

  • Weblioポップアップ英和辞典」を追加
[powerlineのインストール]

GNOME端末の見た目をハイカラにする.

$ sudo apt install powerline

「/usr/share/doc/powerline/README.Debian」に設定方法が書かれている
bashを利用しているので「~/.bashrc」に「. /usr/share/powerline/bindings/bash/powerline.sh」を追加

設定ファイルは「~/.config/」内に設定ファイルを入れる(知り合いから貰ったので非公開).

[Emacs24のインストール]

Emacsはspacemacsを利用.次のgithubのInstallを参考にインストール (手順を忘れたので詳細は次にインストールするときに).
https://github.com/syl20bnr/spacemacs

[gcc]
$ sudo apt install build-essential  # gcc 等が入っているパッケージをインストール 

g++の常に使うオプションのalias.

alias gpp="g++ -std=c++1z -Wall -O2" # .bashrcに追記する
[tree コマンド]

ディレクトリを階層的に表示するコマンド.

$ sudo apt install tree
[Ubuntu restricted extras]
$ sudo apt install ubuntu-restricted-extras
[Oracle Javaをインストール]

インストール方法が変わったみたい(TODO: Javaを使用するときに調べる)

$ sudo add-apt-repository ppa:webupd8team/java
$ sudo apt update
$ sudo apt install oracle-java9-installer
[Ipeのインストール]

図などの描画ソフト(Ipe (software) - Wikipedia).

$ sudo apt install ipe

cgalのプラグインを追加.凸法やアレンジメントなどができる.

$ sudo apt install libcgal-ipelets
[gnuplotのインストール]

グラフの描画ソフト

$ sudo apt install gnuplot
$ sudo apt install gnuplot-x11
[ttf-mscorefonts-installerに関するエラー]

2017/1/18 : ttf-mscorefonts-installerのインストールエラーに対する対応策

$ sudo apt remove ttf-mscorefonts-installer
$ wget http://ftp.de.debian.org/debian/pool/contrib/m/msttcorefonts/ttf-mscorefonts-installer_3.6_all.deb
$ sudo dpkg -i ttf-mscorefonts-installer_3.6_all.deb

参考元upgrade - ttf-mscorefonts-installer tries to install in 16.04 - Ask Ubuntu


[CPLEX]

IBM Marketplace - 日本 は数理計画法のソルバー.
アカデミック・学生は無料でインストール可能 .
大学のメディアサーバからインストール (他の方法でダウンロード場所を見つけるのは困難).

$ chmod +x cplex_studio127.linux-x86-64.bin # 実行権限を付加
$ sudo ./cplex_studio127.linux-x86-64.bin # インストーラを実行 (いくつかの質問に答える)

「.bashrc」に次を追加

## for CPLEX
export PATH=$PATH:/opt/ibm/ILOG/CPLEX_Studio127/cplex/bin/x86-64_linux/
## for oplrun
export LD_LIBRARY_PATH=/opt/ibm/ILOG/CPLEX_Studio127/opl/bin/x86-64_linux/

「source .bashrc」で「.bashrc」を再読み込み
参考元:http://www.cs.gunma-u.ac.jp/~nagai/wiki/index.php?CPLEX%20%A4%CE%A5%A4%A5%F3%A5%B9%A5%C8%A1%BC%A5%EB

[Gephiのインストール]

グラフ可視化のソフト (普段はGraphvisを使っているが楽しそうなのでインストール)
Gephi - The Open Graph Viz Platform からGephiをダウンロード.

$ tar -xzvf gephi-0.9.1-linux.tar.gz # 解凍 0.9.1はバージョン
$ ./gephi-0.9.1/bin/gephi # Gephiの実行

実行するにはJava7かJava8が必要みたいです.
自分の環境ではJava9がデフォルトで選択されているので変更します.

$ sudo update-alternatives --config java # java8を選択
$ sudo update-alternatives --config javac # java8を選択

TODO : 設定ファイルで指定できるように模索中

2017年2月9日 : 描画出来ない
「./gephi-0.9.1/etc/gephi.conf」に「export LIBGL_ALWAYS_SOFTWARE=1」を追加
参考元:Gephi crashes when trying to open a graph on linux · Issue #1192 · gephi/gephi · GitHub

TODO : アンチエイリアスの設定ができない

[Anaconda4.20]

PythonとScience系のパッケージをまとめたもの.
https://www.continuum.io/downloads
Python 3.5 version 64-BIT INSTALLER」をダウンロード.

$ chmod +x Anaconda3-4.2.0-Linux-x86_64.sh # ファイルを実行可能に
$ ./Anaconda3-4.2.0-Linux-x86_64.sh # Installerを実行

参考元:Anaconda を利用した Python のインストール (Ubuntu Linux) – Python でデータサイエンス


[CGALのインストール]

計算幾何学のライブラリのインストールとデモと実行方法.
CGALのインストール.

$ sudo apt install libcgal-dev  # cgalのインストール
$ sudo apt install libcgal-demo # demoのインストール

デモの実行.
デモとExampleはdemo.tar.gzとexamples.tar.gzという圧縮ファイルで提供されいているので解凍して実行.

$ dpkg -L libcgal-demo # デモとExampleがインストールされている場所を検索
$ cp /usr/share/doc/libcgal11v5/demo.tar.gz . # 適当な場所で実行するためにコピー
$ tar -xzvf demo.tar.gz # 解凍
$ cd demo # demoディレクトリ内にいろいろなdemoがある

いくつかのデモにはサードパーティのライブラリが必要になるので逐次インストール.

  • AABB_tree
$ sudo apt install cmake libqglviewer-dev # 必要なライブラリ
$ cmake .

NOTICE: This demo requires QGLViewer, Qt5, and will not be compiled.と出力されて実行できない(Ubuntu16.04なら出来たのに orz).
CGAL installation + CGAL and QT5 - Stack Overflow
次をインストールすると上のエラーが消えた.

$ sudo apt install qtscript5-dev libqt5opengl5-dev libqt5svg5-dev

プログラムの実行.

$ cgal_create_CMakeLists -s hoge # hogeという実行ファイルが生成される
$ ./hoge # hogeの実行